映画【ピーター・パン(1953)】感想(ネタバレ)

peter-pan
スポンサーリンク

●こんなお話

 ロンドンに住む子供たちがピーターパンの住むネバーランドへちょこっと遊びに行く話。

●感想

 当たり前ですが、映像の美しさはうっとりと見られる70分間でただただ映像の世界観だけにつかって楽しめる時間でした。

 ロンドンの子どもたちがピーターパンの影をピーターパンに返すという発想からして凄いです。ピーターパンの足にピーターパンの影を縫ってあげるウェンディがさすがです。 

 ネバーランドへ行って、そこでのフック船長と子分たちの日常があり、ピーターパンたちと敵対しているらしい。ピーターパンと子どもたちは人魚や先住民と交流したりしていく。先住民の描写とか現代的視点で見ると確かに首をかしげてしまうと思いますが、そこもやっぱり映像の楽しさで見せてしまうものでした。

 ティンカーベルがいじわるというかストーカー気質に近いレベルで、ピーターパンを取られて嫉妬してしまって空飛ぶウェンディを撃ち落とそうとして死んでしまってもいいと認めるという。永久追放措置を取られるけど、ウェンディの減刑嘆願で1週間の追放になるという。なかなかの嫉妬深さの様さでした。

 ピーターパンを何とかやっつけようと先住民の娘さんを拉致して居所を吐かせようとして、そこでピーターパンがフック船長の声真似ができるというのもすごい特殊能力でした。フック船長もティンカーベルを拉致して居所をまた吐かせようとしたり爆弾を仕掛けて殺そうとしたり、何とかやっつけようとします。

 ネバーランドには一生は住みたくないですが、たまの観光とかでは行ってみたいと思わせる映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2020/11/23 DVD

監督ハミルトン・S・ラスク 
クライド・ジェロニミ 
ウィルフレッド・ジャクソン 
脚本テッド・シアーズ 
ビル・ピート 
ジョー・リナルディ 
ラルフ・ライト 
アードマン・ペナー 
ウィンストン・ヒブラー 
ミルト・バンタ 
ビル・コットレル 
タイトルとURLをコピーしました