映画【完全なるチェックメイト】感想(ネタバレ)

pawn-sacrifice
スポンサーリンク

●こんなお話

 アメリカの天才チェスプレイヤーがソ連のチャンピオンと戦うまでにいろんなこだわりを見せる話。

●感想

 実際にいた天才のチェスプレイヤーの1人の人間を知ることができる伝記ものとして楽しく見られる110分でした。

 ただ全体的に淡泊に描かれるので淡々とすべてが進んで行ってそのまま終わってしまう映画でした。少年時代でチェスを覚えて神童っぷりを発揮して、次々とマスターを撃破していって、チェスを制覇していたソ連と戦うことになって。という流れの中、主人公が変人っぷりを発揮して周りをふりまわすだけふりまわして迷惑をかけるというのが描かれていきます。ソ連のチャンピオンも試合に負けたら椅子をCTスキャンしろとか盗聴器が仕掛けられてるという被害妄想っぷりを見せてくれたり。チェスする人はみんな変人なのかなと勉強になりました。

 問題なのはクライマックスはソ連のチャンピオンとの決着に設定している割には、誰も見たことのない定石を外した戦法を使って勝利。やったー! という風になっているのにすべてが淡泊に描かれているため、そこまで盛り上がることはなかったです。

 主人公の人生自体は激動の人生で起こっていることは面白そうなのにすべてがあっさりしていて残念でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/08/13 Blu-ray

監督エドワード・ズウィック 
脚本スティーヴン・ナイト
出演トビー・マグワイア 
ピーター・サースガード 
リーヴ・シュレイバー 
リリー・レーブ 
マイケル・スタールバーグ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました