映画【PARKER パーカー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 強盗のジェイソン・ステイサムが頑張る話。

●感想

 ジェイソン・ステイサム主演っつうこのブランド。ピンチに陥ったりしますが、そんなにピンチに見えないのがステイサムさんの魅力であり欠点でもあるのか。それにどの役も同じに見えてしまうという面白さの映画でした。紹介された強盗計画で、主人公の主義である誰も傷つけずに強盗するというこだわりを仲間のグズグズで死傷者まで出てしまい、更に味方に裏切られて重傷を負ってしまって、リベンジの旅へと出るという話。

 主人公が追いかけるカタキ役のバックには大物マフィアがいて刺客を放たれて襲われたりしますが、ナイフで刺されて血まみれになってめっちゃ痛そうです。それでいて、1幕目の裏切りでも走行中の車から飛び降り撃たれても死なないです。
 カタキ役が「不死身か」「何で死なねえんだよ!」と言っちゃってるのが笑えました。ただ、いくら不死身でも撃たれても死なないという、急所がはずれたとか説明がないと。ジェイソン・ステイサムだからという理由しか考えられない不死身っぷりでした。
 あとは主人公が負傷してヒロインの家に行きますが、血まみれの主人公を見てもヒロインのお母さん動じません。ヒロインに「仕事に行きなさい」って言ってますけど、家に知らないおじさんいるのに。しかも血まみれ。犬がなついてるから、という理由だけで日常生活を送れる器のデカさ、それか鈍感すぎるっつう。

 ただせっかくヒロインとしてジェニファー・ロペスが配役されてるのに、主人公には恋人がいるので中途半端な居場所だしで。一応、主人公に協力する役で出てきますがいてもいなくても大して関係のないと思いました。
 それに冒頭の強盗とクライマックスの強盗がまるきり同じなので、そんなに盛り上がらないという。 

 とはいえ、展開も読みにくいし編集もカッコいいし相変わらずのジェイソン・ステイサム映画で安心のブランドの映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2013/07/21 Blu-ray

監督テイラー・ハックフォード 
脚本ジョン・J・マクロクリン 
原作リチャード・スターク
出演ジェイソン・ステイサム 
ジェニファー・ロペス 
ニック・ノルティ 
マイケル・チクリス 
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