映画【パラダイス・キス】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 モデルになっていく主人公とかの話。

●感想

 オープニング、主題歌と共に色彩豊かな映像のクレジットが流れるのは楽しい気持ちになるいいスタートでした。

 有名進学校に通っている主人公ですが、これを北川景子さんが演じていますが。どう見ても、ガリ勉女子高生に見えず。モデルさんに見えてしまうのが辛いところです。服飾専門学生からモデルになってくれるよう頼まれ、嫌々始まるところから物語が展開していきますが。途中、モデルのアルバイトをすることになった主人公がいきなり活き活きモデルの仕事をしているのが、そこが北川景子さんだから。と本業っぷりを全開にしてしまうので。最初の設定のガリ勉がいきてこないのが、感情移入できない辛さでした。

 主人公をミューズとしてモデルに無理やり誘い込むのが、向井理さんですが。この人も、登場するたびに衣装が変わっていて。ファッションショーをするための映画なのに、もはや1人ファッションショーになってしまっているのがすごいです。
 そして、思い切りキザな台詞を連発しますが。それがかっこ悪く見えないのが向井理さんの雰囲気の凄さで素晴らしいです。

 話の流れは、学校の勉強に煮詰まっていた主人公がファッションに出会って。モデルという仕事を目指すまで。というもので、普通に成長物語として見れるものでよかったです。
 ファッションショーも、さすがモデルさん。なので、素晴らしい存在感を示していたと思います。
 が、ファッションに興味のなくて知識もないボクが見ると。「オシャレだなぁ」という馬鹿みたいな感想しか出てこなかったです。

 それに1番の問題は、ファッションショーがクライマックスのはずなのに。そこから30分もエピローグがあるの長すぎでした。完全に、いつ終わるのかということばかり気になってしまいました。

☆☆☆

鑑賞日:2011/11/18 Blu-ray

監督新城毅彦 
脚本坂東賢治 
原作矢沢あい
出演北川景子 
向井理 
山本裕典 
五十嵐隼士 
大政絢 
賀来賢人 
加藤夏希 
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