映画【2分の1の魔法】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 昔、魔法があったけど科学が発達した世界で亡くなった父親に会うため魔法で復活させようとする話。

●感想

 兄弟が冒険を通してその愛情を再確認するという王道の冒険もので、クライマックスの戦いとかその後の父親との再会が間に合うのか間に合わないのかからの…という流れは胸が熱くなるさすがの展開でした。魔法で縦横無尽に動き回って戦う主人公とかの躍動感も盛り上がりました。

 ただあまりにも王道すぎて、物語のメインとなる兄弟と下半身の父親との冒険は小さい妖精バイカー集団とのカーチェイス、警察の尋問、崖を渡る、母親との恋人とのカーチェイス、洞窟の急流下りなど見せ場が連続していきますが。正直どれも目新しさや興奮などがそこまでなかったです。正直、最初の30分とラストの10分くらいでも完結できてしまうのではないかと厳しく見てしまいました。

 主人公が車を逃げるために初めて運転するときにギアを入れて「オンワード」というタイトルが出てくるのとはよかったです。

 アドベンチャーとエキサイティングをそんなに感じれず、絶対そんなことはないとは思いますが、ピクサーが流れ作業で作ったかのような熱量をあまり感じられない映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/09/09 TOHOシネマズ日比谷

監督ダン・スキャンロン
脚本ダン・スキャンロン
C・S・アンダーソン
出演(声)トム・ホランド 
クリス・プラット 
オクタヴィア・スペンサー
ジュリア・ルイス・ドレイファス 
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