映画【王様とボク】感想(ネタバレ)

o-boku
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●こんなお話

 不慮の事故による長い昏睡状態から目覚めた心は子供のままの青年と、大人になりつつある同級生の交流の話。

●感想

 夜の街に向かって「大人になんかなりたくなーい!」と叫ぶ大学生が幼稚園の時に意識不明になった友だちが12年ぶりに意識を取り戻して、大人になりたくない主人公と大人になる時間を失ってしまった親友。その2人を通して何を描くのか?
 ボクはこの映画を見てそれが何なのかさっぱりわからなかったです。

 6歳の時に意識不明になった親友が12年ぶりに目覚めるというファンタジーな出来事を通して主人公とその恋人がどうリアクションしていくのか。
 冒頭は主人公とその恋人がイチャイチャしているところから始まり良い雰囲気の出だしでよかったですが、そこからが支離滅裂な印象でした。

 そもそも幼稚園の時の友だちが12年ぶりに目覚めたなって、主人公の恋人が関係のない恋人が関わってきようとするのがわからない。そして幼馴染であるもう1人の男の子も登場しますが、彼はずっとテレビゲームして本筋に絡んでこない。だったらその恋人を幼馴染という設定にしてからませた方がよかったのではないかな? と思いました。
 反原発デモとかに参加したりしてる意味って何だったんだろう?

 松坂桃李さん、菅田将暉さん、二階堂ふみさんの魅力で何とか見続けられる80分でした。

☆☆

鑑賞日:2013/12/27 DVD

監督前田哲 
脚本やまだないと 
前田哲 
原作やまだないと
出演菅田将暉 
松坂桃李 
相葉裕樹 
二階堂ふみ 
中河内雅貴 
松田美由紀 
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