●こんなお話
2分先の未来が見えるニコラスケイジの話。
●感想
「2分先が見える」という能力の設定が面白く、特に序盤でカジノからその能力を使って逃げたりするシークエンスはとても興奮して見れるものでした。
ところが、その2分先しか見えないという設定を破る存在のヒロインが出てきてから。主人公はどこまでも未来が見えてしまう能力にかわってしまうため、後半にいくにつれて何でもありになってしまうため。何の面白さもなくなっていきました。何で、自分の事は2分先しか見えないのに。好きな人の未来はどこまででも読めるのか謎でした。
主人公とヒロインが出会ってから恋に落ちるまでが、早すぎて。さっき出会ったばかりの2人が、どうしてこんな深い絆になるのかがわかりませんでした。そのため、ヒロインのピンチに頑張る姿の主人公に感情移入ができませんでした。序盤をもっと丁寧に描いて欲しかったです。
とはいえ、映像も派手ですし90分という短い尺のなかでどんどん先に進むので飽きないでみることができました。
☆☆☆
鑑賞日:2011/03/17 DVD
リンク
監督 | リー・タマホリ |
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脚本 | ゲイリー・ゴールドマン |
ジョナサン・ヘンスレー | |
ポール・バーンバウム | |
原作 | フィリップ・K・ディック |
出演 | ニコラス・ケイジ |
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ジュリアン・ムーア | |
ジェシカ・ビール | |
トーマス・クレッチマン | |
トリー・キトルス | |
ピーター・フォーク |