映画【モスラ(1961)】感想(ネタバレ)

mothra
スポンサーリンク

●こんなお話

 水爆実験海域にあるインファント島で原住民をさらってお金儲けをしようとする悪い人や事件を新聞記者、さらわれた小美人を救おうとやってくるモスラの話。

●感想

 幼虫モスラが海上を進み、東京の街を練り歩くだけで破壊や火災が発生して、それを防衛軍のミサイルなどの特撮描写が楽しく。クライマックスではニューヨークっぽい街でも暴れるモスラが見られて満足の1本でした。

 悪い人間がお金儲けのために小美人を拉致して見世物にして、それを主人公の記者たちが非人道的すぎると抗議しますが、悪い人たちは相手にせず。小美人を救おうとインファント島からモスラがやってきて動くだけで街が破壊されてしまうので何とか戻そうとする主人公たち。

 フランキー堺さん演じる噛みついたら離れないスッポンという記者が小美人をめぐって奪い合いをするくだりとか楽しかったです。殴り合いのアクションも見ものでした。悪役たちが自分たちの国のロシリカ国に帰ってきて、モスラが新兵器で死んだと思って油断して小美人たちに「歌え歌え」と歌わせちゃってモスラを呼び寄せちゃうといううっかりミスが笑えます。

 本能のままモスラが小美人を救おうとしてそれから逃げる悪人たちとその間に入る主人公というシンプルなストーリーが見やすい100分間でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/10/30 NETFLIX

監督本多猪四郎 
特技監督円谷英二 
脚色関沢新一 
原作中村真一郎 
出演フランキー堺 
小泉博 
香川京子 
田山雅充 
伊藤ユミ 
伊藤エミ 
上原謙 
ジェリー伊藤 
志村喬 
タイトルとURLをコピーしました