●こんなお話
月が地球に落ちてくる話。
●感想
スペースシャトルで作業している主人公たちが何かの物体が襲来してきて新人宇宙飛行士が飛ばされてしまう。その後、主人公の責任だかにされて家賃も支払えない感じになっちゃってる。
月が落下してくるという計算をした博士がNASAに連絡するけど当然無視されて主人公に接触したりして主人公も無視するけれどNASAもそれを認めて天変地異が起こって文明社会が崩壊する中、古いスペースシャトルを引っ張ってきて飛ばそうとするけれど地震が起こってもう危ないからと職員避難してしまう中、主人公たちだけでスペースシャトルを大急ぎで飛ばして月へ。月の中に何やら知的生命体がいるらしいということで、それをどうやって回避していくのか。そして早く対策をしないと地球にいる軍人たちが核爆弾を撃ってくるからと急がないといけないハラハラドキドキなど。
結構、中盤まで月が落ちてくるという状況になりながら主人公たちそれぞれの家族との日常や月が落ちてくるぞという計算とか対策が描かれますが。ここの展開自体なのか描き方なのか終始退屈に感じました。父と息子や母と息子や夫と妻や妻と夫や母と息子などそれぞれの確執なんかも事務的で流れ作業のように展開していく印象です。
そして肝心のスペクタクルも宇宙で謎の生命体との追いかけっこや地球でシェルターに向かう家族という危機が同時並行で描かれていくのも緊張感がそがれてしまう構成だったと思います。月に行ってからの着陸船で巨大建造物に墜落して主人公だけ知的生命体に説明されるくだりの人類の祖先がどうのこうのというとかも全然頭に入ってこなくてボーっとしながらブリーフィングを受けてました。
ローランド・エメリッヒ監督作品らしいスペクタクルの連続で楽しいとは思いますが、何度も見たことあるかのようなシーンで食傷気味に感じる1本でした。
☆☆☆
鑑賞日:2022/07/30 Amazonプライム・ビデオ
監督 | ローランド・エメリッヒ |
---|---|
脚本 | ローランド・エメリッヒ |
出演 | ハル・ベリー |
---|---|
パトリック・ウィルソン | |
ジョン・ブラッドリー | |
マイケル・ペーニャ | |
チャーリー・プラマー | |
ドナルド・サザーランド | |
エミ・イクワーカー | |
カロライナ・バルトチャク | |
エイバ・ワイス |