映画【劇場版 マジンガーZ INFINITY】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 悪の組織が復活したのでマジンガーZが暴れる話。

●感想

 マジンガーZを全く知らない状態で見ると開始0分で必殺技を連呼して大暴れするマジンガーZを見て一体何の映画を見ているのだろう? というポカンとするツカミでした。

 説明があまりなく物語の天地人が展開していくので、結構置いてけぼりを食らう映画でマジンガーZに何が起こっていてカタキ役の機械獣なるロボット軍団は何者なんだろう? という構成で終始盛り上がることがなく、原作をかじっていないと置いてけぼりを食らいました。

 カタキ役軍団が富士山を占拠してエネルギーを人類から強奪して交渉して人類が右往左往するという。主人公をはじめ仲間たちもたくさん出てきますが、彼らがどういう背景の人物なのかわからない状態で見るとラーメン屋とかでの会話も今が危機的状況なのかどうなのかという人類が脅迫されているのにどういう緊張度なんだろうと読み取りに必死の構成です。

 なんやかんやで主人公が敵地に乗り込んで暴れますが、ここでのマジンガーZの装備の豊富さに驚くかつ楽しいシーンで、ひたすら必殺技を連呼して戦うのは無条件に上がる戦い方でした。

 主人公の相棒的なロボットみたいなキャラクターとかも別世界に行って女子高生になって…とかの展開も終始ポカンとしていて、彼女が精神世界みたいなところでタイプライターみたいなのを打ち込んで、「オラに元気をわけてくれ」的なクライマックスも一体何が起こっているのだろう? と何のエモーションも動かされることのないクライマックスが残念です。

 どこか古臭い絵や有名な主題歌は盛り上がりますが、全体的には退屈のアニメーションでした。

☆☆

鑑賞日2020/12/03 NETFLIX

監督志水淳児 
脚本小沢高広 
原作永井豪 
出演(声)森久保祥太郎 
茅野愛衣 
上坂すみれ 
関俊彦 
小清水亜美 
花江夏樹 
高木渉 
山口勝平 
菊池正美 
森田順平 
島田敏 
塩屋浩三 
石丸博也 
松島みのり 
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