映画【クヒオ大佐】感想

●こんなお話

 女性をだました詐欺師の話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 冒頭【血と砂と金】というテロップから湾岸戦争の説明があり官僚たちがアメリカに資金を提供する相談から始まり、90億ドルだか捻出するけど「何もなかった」というナレーション。
 その後【第二部クヒオ大佐】のテロップから詐欺師のクヒオ大佐と騙される女性たちのエピソードの本編。

 絶対に怪しい詐欺師の主人公ですが実在の人物をモデルにしているというから驚きながら見られる展開でした。お弁当やの女社長、銀座のホステスさん、博物館の係員とのやりとりを堺雅人さんの魅力で引っ張る映画でした。
 けれどもお弁当屋さんの弟から正体があっさりばれて100万を要求されてしまい、女性たちから100万を詐欺で奪おうと走り回る主人公。そのコミカルな話が展開していきます。

 が、イマイチ、コメディとしても微妙なもので迫力がないし笑いにつながるような展開ではなかったと思いました。そのため、心中を迫られても逃げようとする小心者としての面白さやそこで語られる主人公の悲しい過去の切なさが胸に迫ってきませんでした。
 見ていてどうして騙されてしまうんだろう? と思ってましたが。主人公が「騙しているんじゃない。彼女たちの望み通りにしているだけだ」という。映画の中のホステスさんが男性たちにしていることと同じようなことなのかなぁと。
 松雪泰子さんなんて騙されているのがわかっているのに、それでもいいんだという。周りから見てると絶対にやめた方がいいと思っていても、本人はそれでもいいんだ。夢を与えてもらっていた。というのはよあるので身につまされるものでした。

 とはいえ、ちょっとリズム感もないし堺雅人さんの魅力でひっぱる映画でした。

☆☆

鑑賞日:2014/01/08 Hulu

監督吉田大八 
脚本香川まさひと 
吉田大八 
原作吉田和正 
出演堺雅人 
松雪泰子 
満島ひかり 
中村優子 
新井浩文 
児嶋一哉
安藤サクラ 
内野聖陽 
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