映画【カノジョは嘘を愛しすぎてる】感想

☆☆

●こんなお話

 サウンドクリエイターと女子高生の恋の話。

●感想

 線が細くて優しい微笑みをする人たちばかりなんだろうかと思うような人たち。何でこんな韓流スターみたいな人たちばかりなんだろうかと思いながら見てました。
 主人公は売れっ子バンドのプロデューサー。売れて何でも手にしたつもりだけどモノローグで大量消費されていく音楽に疑問に思って生き甲斐を失っている。
 そんなときに目の前に現れた女子高生のヒロイン。ズッコケて手にしてた荷物を落として中身ぶちまけるという漫画みたいな登場をします。

 彼女との出会いによって主人公は再び音楽の楽しさや甲斐を見つけて彼女とも上手くいくけど。あくどい音楽業界。そうは簡単にいかせないという。
 117分ほどの映画で、問題なのは主人公2人が好き好きになるのが高速すぎてついていけなかったです。出会ってすぐヒロインは「私が守ってあげる」と佐藤健クンの頭を抱きしめるというスゴ技。
 主人公は何故、このヒロインに出会って変わっていくのか? というところが1番面白いと思いますが。そこらへんは全部モノローグで済ませてしまっている気がして退屈に思えました。
 その代わりに描かれるのは、ヒロインが高校仲間とやってるバンドをTHE音楽プロデューサーみたいな人がスカウトして「音楽売れなきゃダメっしょ」と売れるバンドとして無理やりプロモーションしていく。そのバンドに主人公のライバル的存在のベーシストが「お前がやらないならその話オレが横入りしていい?」とプロデュースしていく。
 主人公には主人公で美人の歌姫に好かれていて、この歌姫がヒロインの前で主人公にいちゃついちゃったりして。案の定、ヒロイン焦るみたいな。
 後は、パパラッチによってヒロインを守るために主人公があえて突き放してネガティブな方向へと話がシフトしていきますが。

 見た目的にも行動もわかりやすい記号的な登場人物たちの話では面白くもなんともなくて、そんなグイグイの歌姫や韓流スターみたいなバンドの人の話とかパパラッチとかどうでもよくて。
 やっぱり売れっ子でどんなものでも手に入った男が純粋に歌を愛する女子高生と出会って、お金で手に入らないものを知っていくという王道の話なはずなのに。そういうことより、華麗なる音楽業界を漫画的な人物たちを見せても面白くもなんともなかったです。
 ペプシを飲んで「あれこれ○○な味がする」とヒロイン。「ホント?」とペプシを飲むのかと思いきや、ヒロインにいきなりのキス。みたいな。女の子が見たらドギマギするのかな? というところで楽しむ内容だと思いました。

 案の定、上手くいかなくなってマイナスな方向に行く主人公とヒロイン。
 このヒロイン、主人公の家に勝手に入るという行動をしますが。そんな女の子絶対いや。しかも主人公が大切にしてたギター盗むし。「行かないでという事を言えなかったから」みたいな事を言ってましたが、それにしてもかなりの迷惑行為。

 そしてここで終わり? という所で終わってしまって不完全燃焼な映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2013/12/11 試写会

監督小泉徳宏 
脚本吉田智子 
小泉徳宏 
原作青木琴美
出演佐藤健 
大原櫻子 
三浦翔平 
窪田正孝 
水田航生 
浅香航大 
谷村美月 
相武紗季 
反町隆史 
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