映画【神奈川芸術大学映像学科研究室】感想(ネタバレ)

Kanagawa geijutsu daigaku eizou gakka kenkyuushitsu
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●こんなお話

 神奈川の大学の映像学科で、いろんな事件が巻き起こる話。

●感想

 大学教授の助手が主人公で、大学教授助手がどんな仕事をしてどれだけ大変なのかっつうのを知ることができて面白かったです。撮影で無茶苦茶する学生たちの尻拭いをして、教授たちの間に入って……。ストレス社会半端ないな、と思いながら見てました。

 けれどもエピソードの羅列で串団子のように問題が起きて解決に奔走。の繰り返しに見えて、求心な話がないため、70分だけど長さを感じてしまいました。「まだ30分しか経ってないのかよー」と感じながら見てました。

 それに主人公やヒロインの女性がもとはと言えば杓子定規でレンタル機材の貸し出し禁止や「バイトしたほうがいいんじゃない」という言葉や行動が原因で、学生は窃盗や自殺のきっかけになったのでないのか、と。思ってしまいました。反省しろ、主人公。と。
 主人公が壁に書いた落書きを思い出して何を感じたのか? 主人公の同僚は、学生たちに映画を作る熱い演説をして、学生たちの気持ちを掌握したのかとかわからなかったです。さっきまで誰も言うこと聞いてなかったのに。

 とはいえ、クスクスと笑えて楽しめる映画だと思いました。

☆☆

鑑賞日: 2014/01/14  新宿武蔵野館

監督坂下雄一郎 
脚本坂下雄一郎 
出演飯田芳 
笠原千尋 
前野朋哉 
宮川不二夫 
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