映画【ジョンQ-最後の決断-】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 息子が心臓移植必要になったけど、保険がきかないアメリカ社会に怒り爆発して病院を占拠しちゃうお父さんの話。

●感想

 低所得者で家族を養うお父さんだけど、息子が突然病気に倒れて、心臓移植手術が必要だけどめっちゃお金取られることがわかって、必死にお金を集まる。
 この序盤はアメリカの保険の問題とかを見せてくれて興味深く見ることができました。お金が必要だけど行政は助けてくれずにたらいまわしにされて、ストレスが溜まっていく主人公たち。

 とうとう怒り爆発して病院ジャックしちゃうお父さん。ここから人質になった病院に居合わせた人々や交渉をする警察とのやりとりになって、映画のテイストが変わってしまうのでただただ戸惑いました。
 そして結構コメディタッチになったりして、序盤の展開がいったいなんだったんだとガッカリしてしまいました。しかも警察が物凄いマヌケで笑いそうになって、もうどうでもよくなってしまいました。

 主人公が息子のために行動するのは判官びいきで味方してしまう気持ちはわかりますが、法治国家ではあんまりよくないこなんではなかろうか? と、ちょっとついていけない映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/01/13 Hulu

監督ニック・カサヴェテス 
脚本ジェームズ・キアーンズ 
出演デンゼル・ワシントン 
ロバート・デュヴァル 
ジェームズ・ウッズ 
アン・ヘッチ 
レイ・リオッタ 
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