映画【犬の首輪とコロッケと】感想(ネタバレ)

inunokubiwa
スポンサーリンク

●こんなお話

 在日朝鮮人が喧嘩とかばかりしてたけど、お笑いの道へと進む話。

●感想

 序盤は、ひたすら喧嘩ばっかりでなぜか日本人を目の敵にしているのがよくわからなかったです。「俺が在日やからか!」と逆ギレして怒ってるようにしか見えない主人公たちなのが痛いです。だったら、徹底的に日本人に差別や酷いことをされるのを描いてから怒ったり殴ったりしているのを見せてくれればわかりますが。最初から「チョッパリめ!」と怒ってるだけなので、血の気が多いんだな。くらいにしか見えないです。

 人の死を笑いにしているのもいただけなくて、ある人物が死んでしまいますが。その死に方が酷くて笑っていいものなのかどうなのか気を使ってしまいます。あんな死に方をするためだけのキャラクターだったのか?

 喧嘩ばかりしていた主人公が、いきなりすれ違った友達に「突っ込みの才能あるやん」とコンビを組むことになって次のシーンでは爆笑をとる漫才師になっているのも不思議で。そんなに漫才って簡単なの? と思ってしまいます。

 それでこれまた突然、彼女が病気になってしまうっつう。この流れも突然で、ついていけなかったです。

 1番の問題は主人公に感情移入できないのが問題だと思いました。ただただ怒って喧嘩して周りに迷惑をかけるだけの男にしか見えなかったです。

鑑賞日:2012/07/31 DVD

監督長原成樹 
脚本稲本達郎 
出演鎌苅健太 
ちすん 
中村昌也 
宮下雄也
池田純矢 
波岡一喜 
宮地真緒 
街田しおん 
松尾貴史 
山口智充 
友情出演今田耕司 
タイトルとURLをコピーしました