映画【インファナル・アフェア】感想(ネタバレ)

infernal-affairs
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●こんなお話

 警察とマフィア、それぞれに潜入していてお互い情報を流しつつばれるかばれないかの話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 マフィアに潜入した捜査官と警察に潜入したマフィアがそれぞれ情報を流して潰しあう様子をスリリングに見せてくれました。特に序盤のタイ人との交渉でスピード感あふれるカット割でポンポン場面が切り替わる中、マフィアのボスと警察の上司がお互いの潜入から情報をもらいながら二転三転する展開はハラハラドキドキします。

 物理的にお互いの身分がばれないかというカセが面白いですが、潜入の苦しみや今の身分に対する満足から起きる行動なんかも、とてもよくできていたと思います。100分しかないので、スピード感を優先するあまり、マフィアのボスや警察の上司が全然凄そうに見えないとかもありますが、とても面白いです。

 マフィアのボスが主人公との会話をテープに録音してましたが、あれはボスが死んだあとは警察が押収しなかったのかな? と思ったりもしました。その後、「テープは処分した」っつう男が出てくるのであいつがいつの間にかやっていたのかしら。それに、警察上司のパスワードがわからなくて潜入の情報がわからないってのも間抜けで、本気出せば上司のパソコンなんて簡単に破れそうな気もしたり。

 とはいえ。簡単な因果応報な映画ではなく「長寿こそ無間地獄」というアンディ・ラウの苦しみを想像すると、とても面白い映画でよかったです。

☆☆☆☆☆

鑑賞日:2011/11/23 DVD

監督アンドリュー・ラウ 
アラン・マック 
脚本アラン・マック 
フェリックス・チョン 
出演アンディ・ラウ 
トニー・レオン 
アンソニー・ウォン 
エリック・ツァン 
ケリー・チャン 
サミー・チェン 
エディソン・チャン 
ショーン・ユー 
エルヴァ・シャオ 
チャップマン・トウ 
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