●こんなお話
大統領を守るシークレットサービスと暗殺者の戦いの話。
●感想
過去の事件に傷を負っているベテラン捜査官、もし環境が違えば同じ立場に立っていたかもしれない暗殺者と気持ちがわかりあう関係ってのは面白かったです。
主人公は、カタキ役から電話を受けてからのリアクションが基本なので。特に動きが少なくて。むしろ、お手製のプラスチック拳銃を披露したり。寄付者となって大統領に近づいていく暗殺者側のほうが見ていてサスペンスが高まるシーンが多くて面白かったです。
ただ、この内容で120分越えは、チト長く感じました。主人公と美人捜査官の恋愛要素は、果たして必要だったのかと思ってしまいます。おじいちゃん、頑張ってるなぁとしか思えなかったです。
それにマルコビッチ演じる暗殺者がCIAからどのようにして、性格が捻じ曲がっていったのかというところを少し時間を割いたほうが面白くなると思いました。
主人公は、老いぼれて使えるのか? と疑問に思える部分と暗殺者の危なすぎるこいつ。という部分と面白い要素がありましたが。微妙に恋愛とバディものを取り入れてしまっているため。テンポが悪い印象を受けました。
☆☆☆
鑑賞日:2012/04/13 Blu-ray
リンク
監督 | ヴォルフガング・ペーターゼン |
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脚本 | ジェフ・マクワイヤー |
出演 | クリント・イーストウッド |
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ジョン・マルコヴィッチ | |
レネ・ルッソ |