映画【アイ・アム・ナンバー4】感想(ネタバレ)

i-am-number-four
スポンサーリンク

●こんなお話

 特殊能力を持った主人公たちの戦いの話。

●感想

 主人公のモノローグで現在の状況や宇宙人の関係を説明するというのが退屈でした。単純に説明だけになってしまっていて、映像で見せるというのをしてくれないので、最初の10分でグッタリしてしまいました。

 身分がばれそうになると、引越しばっかりの主人公ですが。学校に転校したら、さっそくそこの美女と恋に落ちちゃいます。一体、今まで引っ越すたびに恋に落ちてしまうのだろうかという主人公でした。自分の運命や宿命をまるでわかってない主人公で魅力がなかったです。冒頭5分でも水着美女に言い寄ってました。
 そんな主人公を導く護衛の宇宙人が出てきますが、この人もまるで護衛の役に立っておらず。逆に人質になっちゃったりして、何のための護衛なのかわかりませんでした。

 話は宇宙人の戦いでなく、アメリカのティーンエイジたちの学園ものとなってしまうのも驚きでした。しかもその描かれ方もステレオタイプすぎです。
 フットボールの花形選手は絶対いじめっ子で、科学オタクはネクラでいじめの対象になってしまうという。

 物語のクライマックスで突如出てくる謎の仲間が、主人公とともに活躍したりと、一体この映画がどこに向かってるのか全くわかりませんでした。
 主人公が飼っている犬の正体とかがいきなりわかったりするのも、何で? と思うこと間違いないです。

 格闘シーンもほとんどがナイトシーンで、その中、CGのキャラクターが暴れまわっても何が起こってるのかよくわかりませんでした。

 よかったのは、ヒロインが可愛かったことぐらいで。特に目新しさが感じられず残念でした。

鑑賞日:2011/07/09 イオンシネマ多摩センター

監督D・J・カルーソー 
脚本アルフレッド・ガフ 
マイルズ・ミラー 
マーティ・ノクソン 
原作ピタカス・ローア 
出演アレックス・ペティファー 
ティモシー・オリファント 
テリーサ・パーマー 
ダイアナ・アグロン 
カラン・マッコーリフ 
ケヴィン・デュランド 
ジェイク・アベル 
タイトルとURLをコピーしました