映画【ひまわりと子犬の7日間】感想(ネタバレ)

himawari-koinu
スポンサーリンク

●こんなお話

 保健所の母犬と子犬を守ろうとする話。

●感想

 冒頭、老夫婦との母犬との交流と別れが描かれてここが1番感動できるポイントでした。犬の表情なんかもCGとかで見せてくれて面白かったです。

 犬の殺処分というモチーフは興味深い問題で面白いですが、主人公は保健所に勤める男性で奥さんを亡くして娘に犬を殺処分していると知られて関係がマイナスな方向へと向かう。
 そして母犬を捕獲して殺処分まで7日間を何とか救おうとするという。

 たた主人公の行動の動機が自分の妻の問題娘の問題を重ねて犬を助けようとするというのがイマイチのれなくて、主人公が母犬が人間を信じられなくなった過程を想像するのがクライマックスだと思いますがそんなに感動できなかったです。
 この母犬以外のその他大勢の犬たちはどうでもいいのか? と思ってしまいます。

 主人公と母犬との感情論で殺処分が解決するのだろうか? 犬を自分のところに引き取ってめでたしめでたしで解決なのだろうか? と思ってしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2013/12/18 DVD

監督平松恵美子 
脚本平松恵美子 
原案山下由美
出演堺雅人 
中谷美紀 
でんでん 
若林正恭
吉行和子 
夏八木勲 
草村礼子 
左時枝 
近藤里沙 
藤本哉汰 
檀れい 
小林稔侍 
タイトルとURLをコピーしました