映画【エクストリーム・ジョブ】感想(ネタバレ)

extreme-job
スポンサーリンク

●こんなお話

 麻薬捜査班が張り込み捜査のために偽装でチキン店を経営したら大繁盛しちゃうドタバタの話。

●感想

 ひたすらエンタメに徹していて楽しい娯楽作品でした。

 冒頭のガラスを割って弁償したくないから、こっそり突入しようとした結果、大クラッシュに至るまでのツカミのアクションから。警察の中でもお荷物チームのはぐれ者として描かれて、麻薬組織の張り込みのためにチキン店を経営したら思わぬ才能を発揮してしまう。そこから仕込みに接客に大忙しで、唯一捜査しているのは尾行担当の捜査員だけで捜査員としての本分を忘れてしまうという。

 麻薬組織にも目を付けられてフランチャイズ化を申し込まれてその結果、フランチャイズの店員たちが麻薬組織の連中でトラブルが発生して捜査というよりチキン店の経営者として店員たちに注意したことにより、チームの1人の身元がばれてしまって…。

 音楽もノリノリで麻薬捜査の捜査員は実はいろんな特技が…という展開で、野球チームにいたというメンバーは道具を使うスポーツをやると忍耐強くなるからという理由で殴られようが全くへっちゃらという理論が無茶苦茶ですが、それはそれで楽しかったです。

 そもそもこのチームにチキン店を買収できる財源が退職金とかだけで足りるのかとか設定に考えてしまうところもありますが、コメディなのでそこらへんは目をつむっていい設定でした。

 こういう軽い気持ちで見られる娯楽作品もレベルが高くて韓国映画のパワーに圧倒される100分間でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2020/07/07 DVD

監督イ・ビョンホン 
脚本ムン・チュンイル 
出演リュ・スンリョン 
イ・ハニ 
チン・ソンギュ 
イ・ドンフィ 
コンミョン
シン・ハギュン 
オ・ジョンセ 
タイトルとURLをコピーしました