映画【光】感想(ネタバレ)

Radiance (2017)
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●こんなお話

 映画の音声ガイドをやっている主人公が、かつて天才カメラマンと言われた男が視力を失い「光」を失っていく中、主人公も変わっていく話。

●感想

 主人公の仕事が映画の音声ガイドというもので、その仕事自体の面白さもあって見ていて楽しかったです。バリアフリー上映とかで流れる音声ガイドがここまで推敲に推敲を重ねて作られているんだということを知ることができました。 

 音声ガイドの仕事をしている主人公は母親との関係も描かれて、生き方に光を求めて。カメラマンは文字通り物理的な光が失われていく。主人公に対してストレートに批判の言葉を投げてくるカメラマンも不安に襲われていって…。 

 視覚障害者の方たちが目で見るのではなく心で映画を見るということを教えてくれて、道に迷うことはあっても光は見つけることができるのだと見終わって心が洗われる映画でした。 

☆☆☆☆

鑑賞日: 2018/01/03 DVD

監督河瀨直美 
脚本河瀨直美
出演永瀬正敏 
水崎綾女 
大塚千弘 
大西信満 
藤竜也 

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