映画【ハリー・ポッターとアズカバンの囚人】感想(ネタバレ)

Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
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●こんなお話

 囚人が脱獄したってんで魔法学校大騒ぎの話。

●感想

 相変わらず主人公は人間の家ではいじめられるので家出して魔法学校に戻ってくる。囚人が脱獄したらしいとか新しい先生と出会ったり、囚人を捕まえるための看守がめちゃ怖かったりと世界観が広がるのが楽しいです。

 魔法学校での授業などが行われて羽の生えた馬みたいなのが生徒に怪我をさせたので、それを処刑するしないという流れがあったり、みんなは保護者のサインがあるので学校の外へ行けるけど主人公は一人で留守番したり。

 そして授業で習った狼男が現れて主人公の親友をさらって追いかけたら、囚人がいてさらに新しい先生がその囚人と仲間だったと判明してさらにいつも怖い先生が現れて、さらに親友が十何年飼っていたネズミが実は囚人と先生たちと昔の仲間でその男が主人公の父親を売り飛ばしていたと判明。けれど満月で狼男化してしまう先生。その騒ぎでねずみ男が逃走して、更に囚人が看守に捕まってしまう。

 そこで主人公たちが校長の耳打ちで親友の1人が実はタイムマシンネックレスみたいなのを持っていて、それで時間を戻して主人公が主人公を救って捕まった囚人を脱獄させるという。

 冒頭で魔法学校の掟を破っても許されるという相変わらず甘い判定なのではないかというツカミから始まり、前半はシリーズ恒例の魔法学校での授業の紹介。新しい先生とかも出てきて、主人公と交流があります。こういう魔法世界に興味があればニコニコできる世界観は相変わらず面白いと思います。

 次から次に話が展開してくので退屈もしないですが、真相がわかる囚人初登場、新任の先生登場、ねずみ男登場でみんなが杖を向けあって真実を台詞で語って、今までの人間関係が逆転するというのとかちょっと見せ場として説明的すぎて退屈かつ急すぎてついていけなかったです。怖い先生が現れたと思ったら主人公に吹き飛ばされてその後出てこないとかも一体何だったのかと感じる展開でした。

 それにクライマックスがタイムスリップして、ちょっと前の出来事を別の視点からまた見直すという面白さはありますが、主人公が主人公を救うという見せ場もそれほどスペクタクルなものでもなくあっけさなを感じてしまう終わり方な1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2009/09/01 Blu-ray 2022/06/04 Hulu

監督アルフォンソ・キュアロン 
脚本スティーヴ・クローヴス 
原作J・K・ローリング 
出演ダニエル・ラドクリフ 
ルパート・グリント 
エマ・ワトソン 
ジュリー・クリスティ 
ロビー・コルトレーン 
マイケル・ガンボン 
ゲイリー・オールドマン 
アラン・リックマン 
マギー・スミス 
デイヴィッド・シューリス 
マシュー・ルイス 
ボニー・ライト 
ティモシー・スポール 
トム・フェルトン 
リチャード・グリフィス 
ジュリー・ウォルターズ 
エマ・トンプソン 
デイヴィッド・ブラッドリー 
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