映画【ハリー・ポッターと秘密の部屋】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　人間出身の学生さんが石化される事件が起こってハリー・ポッターたちが捜査する話。

●感想

　人間界で相変わらず育ての親から虐待を受けている毎日、いきなり妖精が来て「ホグワーツに戻ってはいけない」と忠告を受けるけど、親友が空飛ぶ車で迎えに来て親友の家から魔法学校へ再び向かう。けどいつもの駅から行けなくて親友と空飛ぶ車で魔法学校へ向かって多数の人間に目撃されたりして先生たちからさっそく怒られる。

　ホグワーツ魔法学校に戻ると次々と生徒が石化していく事件が発生。容疑者としてハリー・ポッターが疑われちゃったりして、秘密の部屋が開かれたというメッセージで秘密の部屋ってなんだと主人公たちが捜査をする。

　けれども親友の1人が石化しちゃってさあ大変だったり、売れっ子作家でもある先生が実は役立たずのギャグだったりが挟まれていきます。そして主人公の味方の先生たちが次々、学校から排除される動き。森の番人が連行されるときに秘密の部屋を開けたのが森の番人ではないと森の番人自身が主人公にヒントを与えて大きな蜘蛛に話を聞きに行きますが、大量の蜘蛛に襲われたりして、森の番人の身の潔白を証明させるために命の危険までかけて蜘蛛の元へ送る胆力が凄いです。

　石化した親友が握っていた紙をヒントに女子トイレの洗面台から秘密の部屋の入り口を見つける。石化したときに調査をしない先生たちの捜査能力のなさとか気になっちゃう話のコロガリでした。

　そして若かりし頃の悪い魔法使いの記憶なる存在と対決して大蛇との戦い。クリーチャーものとして楽しいクライマックスでした。

　相変わらず魔法学校の世界観をビジュアルだけで楽しいし、推理ものとしても楽しめますが。さすがに3時間近くは長さを感じてしまう1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2009/08/30　DVD　2022/05/29　Hulu