●こんなお話
内気で人が苦手な主人公が強気なヒロインと出会って「隣人部」なる部活を作って、エロい女の子ばかり集まってきて夢の世界が現実に浸食してくる話。
●感想
主人公の学校での立場や自分の性格の説明のモノローグがあって、ひょんなことから隣人部というのを作るけど。この映画を見てて一体この人たちが何がしたいのか開始1時間すぎてもわからず、ちょっと難しい話でした。
序盤から中盤は主人公を巻き込む友だちのいない強気なヒロイン、権力者の生意気な一人娘、理科系のエロい後輩、主人公の舎弟となる男っぽい女の子。が順番にやってくる。ここがコメディタッチとエロい感じで描かれていくけど、なかなか入り込めなかったです。正直、この人たちがどうなろうと知ったことないと冷たい視線だったので、出だしで感情移入できないので失敗していると思いました。
物語が動き出すのは、中盤、仲間の1人が夢の世界に入れるマシンを開発しているといういきなりの流れが出てきて、自分の思い通りになることができる夢の世界へ入っていく。
けど、この機械が出てくるのもいきなりすぎて戸惑うだけだし。夢の世界の方がいいと現実に戻ってこない仲間を救うという流れも序盤とあまりに違いすぎて、一体これは何の映画なんだろうとずっと思い続けてみてました。
現実の世界に戻ってきたけど、何やらおかしい。夢の世界なんじゃないかとなってくる【うる星やつらビューティフルドリーマー】のような展開。
そして機械を取り戻すんだ! となりますが。特に行動せず、部室でじっとしてるだけ。一体この人たちは何をしているんだろう? と不思議な時間でした。
んで現実世界で主人公たちを妨害してた生徒会の人が何故か殴りかかってきてのアクション。夢の世界を作ってたのは実は……な展開になりますが、それも意外性もなにもなく、いきなりすぎてただただ戸惑う展開でした。
主人公何で子ども時代の事何も覚えてなかったんだろう? ヒロインもそんなに子どもの時の事気にしてるのだろう? とわからなかったです。
ハーフの設定の意味って何だったんだろう? 主人公と妹の2人暮らしって生活費どうしてるんだろう? とか余計なことばかり気になる映画でした。
☆
鑑賞日: 2014/02/01 TOHOシネマズ府中
監督 | 及川拓郎 |
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脚本 | 及川拓郎 |
原案 | 平坂読 |
出演 | 瀬戸康史 |
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北乃きい | |
大谷澪 | |
高月彩良 | |
神定まお | |
久保田紗友 | |
山田萌々香 |