映画【群青 愛が沈んだ海の色】感想(ネタバレ)

gunjou
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●こんなお話

 沖縄の離島で大事な人が死んじゃって落ち込むけど、なんやかんやで再生していく話。

●感想

 最初の20分はいるのでしょうか?  というくらい退屈のスタートでした。両親の出会いのエピソードがガッツリ描かれますが、そこが終わってからは話が終わるまで、あまり関係ないような感じを受けました。ただでさえ、スローな作風の映画なのに余計に上映時間が長く感じました。

 そして物語が子ども達の話になってからも、恋愛ものとしては子ども達の描かれる時間が、前半の両親のエピソードに時間を割かれているので。全く描かれずじまいで知らないけど好きになり、1人は都会に行き、好き好きな2人は、父親に認めてもらうために何故か海に潜るという謎の展開でした。

 その後、長澤まさみさんは感情のないお芝居に入るため。もの凄い重たく、周りの登場人物も、ボソボソと静かに喋るため。気持ちはどんどん落ち込みました。

 そして、何故か長澤まさみさんの周りの男たちはサンゴを取りに海に潜るという行為を繰り返すのですが。これが、何の行為なのかが映画を見ているだけではつかみにくかったです。

 話も暗いですが、画面が暗いため、せっかくの沖縄の風景が全く見えなくて。ただでさえ、暗い登場人物なのに暗い映像でして暗い気持ちになること間違いなくどんよりとしたまま終了していく映画でした。

鑑賞日:2009/12/25 DVD

監督中川陽介 
脚本中川陽介 
板倉真琴 
渋谷悠 
原作宮木あや子
出演長澤まさみ 
福士誠治 
良知真次 
洞口依子 
玉城満 
今井清隆 
宮地雅子 
田中美里 
佐々木蔵之介 
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