映画【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 全身金ぱく星人から盗みを働いて狙われたり、主人公の父親が現れて主人公と親子の絆を取り戻そうとしたり、宇宙窃盗団の権力争いがあったりの話。

●感想

 冒頭の主人公チームが大暴れするアクションをベイビーグルートがダンスしながらのクレジットから楽しくて映画全体のトーンを表すオープニングでバッチリつかまれました。そしてアライグマが窃盗を働いたことにより命を狙われたり、主人公の父親が現れて、父親は月くらいの惑星の生命体っつうことの説明が入ったり、アライグマと主人公の育ての親が捕まって脱獄したりと主人公たちのパーティーが分かれて、それぞれでドラマとアクションが進行していきます。そしてどっちも物語として面白いので130分という長い時間も飽きずに見ることができました。主人公たちは父親の惑星が極楽で良いところだけど何やら不穏な動きがあって、実は…。の展開は【ドラえもん】の映画でよくあるような展開で面白いし、アライグマチームのほうのアクションもいろんなアイテムを使って戦って、それぞれのアイテムのギミックが楽しくて面白かったです。スローを多用していますが、ここぞというときのスローなので決してテンポが悪くなるという感覚はなく、カッコよさを表現できてたと思います。 

 そしてチームが再合流してみんなで戦うクライマックスも緊張の中に笑いを散りばめて決して悲壮にならない映画のテイストも個人的には好みでした。 

 カタキ役が神様みたいなめちゃくちゃ強そうな設定ですが、それでも普通に爆弾を仕掛けて倒そうとしたり。何の説明もなく「あいつのコアに爆弾を仕掛けよう」と内部に突っ込んで行ったり、金ぱく星人に囲まれて絶体絶命となってどうなるのか? と思いきや、それも何の説明もなく普通に倒しちゃったり。もう少し伏線とかを張ってからの相手をやっつけるとかだったらもっと盛り上がると思いました。 

 とはいえ、このチームの関係性を見ているのが笑えて楽しい映画でした。 

☆☆☆☆☆

鑑賞日: 2017/05/12 チネチッタ川崎  2017/06/01 TOHOシネマズ六本木  2018/06/21 Blu-ray

監督ジェームズ・ガン 
脚本ジェームズ・ガン 
製作ケヴィン・ファイギ 
出演クリス・プラット 
ゾーイ・サルダナ 
デイヴ・バウティスタ 
マイケル・ルーカー 
カレン・ギラン 
ショーン・ガン 
トミー・フラナガン 
シルベスター・スタローン 
カート・ラッセル 
出演(声)ヴィン・ディーゼル 
ブラッドリー・クーパー

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