映画【ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘】感想(ネタバレ)

godzilla-vs-the-sea-monster
スポンサーリンク

●こんなお話

 南海の島で国家転覆を狙う悪い組織がいて、ドタバタ大騒動な話。

●感想

 冒頭でイタコの言葉で行方不明になった兄が生きていると信じた弟さんがヨットを手に入れるために耐久ゴーゴーダンス大会に現れるスタートからシュールすぎて凄い映画でした。そしてそこで出会った若者たちとヨットに不法侵入したら、そこに銃を持った男いて、その男はどうやらヨットの持ち主ではなく、ニュースを騒がす強盗だということが判明するけど、兄を探す弟が勝手にヨットを出してしまって、ある島にたどり着くという。

 その島に核兵器を開発している悪の組織がいるけど、その人たちが強いんだか弱いんだかよくわからず。全く持って怖い存在じゃなくて、ゆるい展開が続いて、この島での戦いが恐ろしく退屈でした。弟さんが気球に絡まって、インファント島にたどり着くという展開とか一体何なんだという気持ちでした。悪の組織に島民たちが奴隷となっていて、黄色い水というのを作らされている。この黄色い水という名称がいかにも頭が悪そうで「黄色い水を出せ!」と真面目に話しているのが笑いをさそう名称でした。

 肝心のゴジラやエビラ、モスラなどの怪獣たちの戦いもだいぶ緩くなっていて、ゴジラとエビラが岩でキャッチボールしたり、ゴジラが美女にメロメロになったりとなかなかの緩さで微妙な気持ちになる特撮パートでした。

 時代っちゃ時代ですが、ゴジラ映画がこういう方向に行ってしまったのかと悲しくなるシリーズでした。

☆☆

鑑賞日: 2016/07/13 Hulu

監督福田純 
特技監督円谷英二 
脚本関沢新一
出演宝田明 
渡辺徹 
伊吹徹 
当銀長太郎 
砂塚秀夫 
水野久美 
田崎潤 
平田昭彦 
伊藤久哉 
岡部正 
天本英世 

コメント

タイトルとURLをコピーしました