映画【ゴジラvsビオランテ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ゴジラとバラとゴジラとバラと沢口靖子の細胞を組み込んだ怪獣の戦いの話。

●感想

 ゴジラが原発を襲って電力不足になったりするシーンを今見ると考えてしまうものがあります。タイトルにもなっているビオランテの登場は意外に少なく、メインは自衛隊とのバトル。スーパーX2や自衛隊がゴジラを迎撃するときに流れる怪獣大戦争マーチなどは何度聞いても盛り上がります。

 自衛隊やビオランテとの特撮シーンは素晴らしい出来で、重量感抜群の名シーンで盛り上がりました。

 核兵器を無力化してしまう抗核バクテリアという発明品の設定が面白かったです。核がなくなれば、世界のパワーバランスが崩れてしまうというジレンマ。

 博士が、ビオランテを亡くなった自分の娘が大切にしてた薔薇とゴジラ細胞を融合させて誕生させますが。博士がビオランテを作ってどう思っているのかが伝わってこないのが残念でした。ビオランテが暴れているのに、飄々としすぎていて悲壮感が伝わってこなかったです。ビオランテが空から降ってきたり去ったりする説明がないのが残念でした。

 外国の工作員たちがショボいのは苦笑いでした。抗核バクテリアの受け渡しのシーンなんて、本当に受け渡しシーンなのか? ってくらいのんびりした受け渡しでした。それに、クライマックス後の主人公との格闘シーンも果たして必要だったのか謎です。

 峰岸徹さんのどんなピンチでも余裕な感じのカッコよさも素晴らしく、抗核バクテリアをゴジラに撃ちこむ姿は惚れ惚れしました。楽しめた100分間でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2011/09/13 DVD

監督大森一樹 
特技監督川北紘一 
脚本大森一樹 
出演三田村邦彦 
田中好子 
高橋幸治 
金田龍之介 
高嶋政伸 
峰岸徹 
小高恵美 
沢口靖子 
久我美子 
永島敏行 
マンジョット・ベディ 
上田耕一 
中田博久 
佐々木勝彦 
松川裕美 
相楽晴子 
デーモン小暮 
アイデン・ヤマンラール 
豊原功補 
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