映画【合葬】感想(ネタバレ)

スポンサーリンク

●こんなお話

 彰義隊に入った若者たち3人の話。

●感想

 上野戦争や彰義隊というあまり見たことのないモチーフなので、その人たちがどういった思いで戦いに身を投じたのかを知りたかったですが、正直、メインの3人すら誰が誰だかわからず。何を思って戦っているのか? 義のためなのか、友のためなのか、恋愛のためのなのか。

 ただただ暗い映像の中、ボソボソと喋るキャラクターたちの描き分けを見分けるのに必死でした。

 唐突に俯瞰の映像だったりシンメトリーな映像だったり幻想的な映像になったりのなか、これまた独特なナレーションが入ってというのも世界観はあって良いとは思いますが、若者たちが上層部に良いようにつかわれて滅びていく姿という悲劇的なストーリーもあまり盛り上がることなく終了してしまいました。

 そして合葬って一体何だったんだろう? と疑問のまま終わる映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2016/06/30 DVD

監督小林達夫 
脚本渡辺あや 
原作杉浦日向子
出演柳楽優弥 
瀬戸康史 
岡山天音 
門脇麦 
井之脇海 
高山侑子 
隆大介 
峯村リエ 
飴屋法水 
小市慢太郎 
りりィ 
オダギリジョー 

コメント

タイトルとURLをコピーしました