映画【宮本武蔵 完結篇 決闘巌流島】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　宮本武蔵と佐々木小次郎が対決するまでの話。 

●感想

　前2作と違って、もはや主人公の武蔵は剣客として成長してしまって特に面白みがなくてそれでいて農作業したりと女性に悩んだりとあんまりストーリー的な動きが少なくて全体的に退屈でした。一方のメインの佐々木小次郎ストーリーも簡単に士官が決まって成り上がっていくというストーリーも簡単にステップアップしていくだけなのでこちらもこちらであまり面白さを感じることができなかったです。 

　殺陣なんかもぐっと少なくなってしまってクライマックスの巌流島の決闘はマジックアワー的ななかでの戦いは面白かったですが、中盤の野武士の戦いもあっという間にやってきてあっという間に終わってしまうダイジェスト感が強くてあっけなかったです。 

　ちょっと3部作の最後にしては残念な出来野1本でした。 

☆☆

鑑賞日: 2019/03/05 DVD