映画【アナと雪の女王】感想(ネタバレ)

frozen
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●こんなお話

 仲良しの姉妹のお姉さんが氷の魔法を使えて妹を傷つけてしまう。そこから魔法を隠して生きてきたけど、王女となった日に妹と喧嘩して魔法を爆発させて山に閉じこもってしまう。姉を取り戻すために妹が頑張る話。

●感想

 物語が始まると、氷の中から男たちが歩く靴底。屈強な男たちが氷を取り出している。このオープニングだけで一気に惹きつけられるもので素晴らしいツカミでした。タイトルクレジットの【FROZEN】が現れるのもよかったです。
 幼い姉妹が雪遊びをするスタートから、姉妹たちと同じ気持ちになってわくわくしながら見てました。そこから事故が起こり、門を閉じ、両親のその後、成長していく姉妹をモンタージュでポンポンと展開していく。そして二幕目の戴冠式。
 山に籠った姉を救うため、自由奔放で明るい妹の冒険が始まり、途中で合流する青年とトナカイ、雪だるまのオラフとパーティーが加わる。このメンバーとのやりとりもCGキャラのリアクションが素晴らしくて、素敵な仲間たちでした。

 ただ姉が捕まって、真犯人の野望が判明してからは展開が一気に高速になってしまって残念でした。姉の雪の魔法の暴走と妹の心臓にかかった呪い、カタキ役の野望と3つのベクトルがバラバラだったのがあっという間に収束していく印象で、どれもが有機的に絡んで欲しかったです。
 っても、クライマックスでワーッと盛り上がったあとに、ある自己犠牲が起こってから一転して静まり返って、泣き声だけが響くという緩急の演出なんかも素晴らしかったです。

 映像の美しさ、CGキャラクターの演技のすごさ、ミュージカルの楽しさを見せつけてくれる映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/03/21  ユナイテッド・シネマとしまえん

監督クリス・バック 
ジェニファー・リー 
脚本ジェニファー・リー 
原作アンデルセン
出演(声)クリステン・ベル 
イディナ・メンゼル 
ジョシュ・ギャッド 
サンティノ・フォンタナ 
ジョナサン・グロフ 
キーラン・ハインズ 
アラン・テュディック 
クリス・ウィリアムズ 

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