映画【武神】感想(ネタバレ)

Fighting-for-the-Motherland
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●こんなお話

 国を滅ぼされた人たちが攻めてきた相手と戦う話。

●感想

 蛮人みたいな兵隊たちに殺されていく人たちがいて、そこにレスキューしにくる主人公の武将。仲間とともに戦って敵を撃退する。

 彼らは金という国に滅ぼされて流浪の民となってしまっているらしく、近くの国に知り合いがいるので助けを求めるけど、任務を命令されてそれをこなしてそこの大将の信頼を得ていく主人公。けど元からいる武将はいい気持ちがせず、喧嘩を吹っかけてきたりして揉めるけど、大将同士は何とか同盟関係を築いていこうと頑張る。

 主人公の旧知の仲のお坊さんが訪ねてきて旧交を温める。けどそのお坊さんは敵の国の金へ裏切ろ鵜としたことが判明して味方の武将たちから主人公は責められる。そのお坊さんを追いかけて斬る主人公。

 そして冒頭で主人公たちを苦しめた敵の1人を討ち取ってリベンジを果たしたり、更に巨大な味方を得ようとして大国へ親書を持っていって大名を説得する。帰ってくると信頼関係を築いた武将が部下に裏切られて殺されてしまって、裏切り者の武将は金の国へ投稿したので裏切り者を討ち取るために主人公たちが出陣してクライマックスの決戦。裏切り者を捕まえるけど、敵に囲まれて仲間が1人また1人とやられていく。主人公はボロボロになりながら敵中突破して裏切り者を死罪にしました。彼らの活躍で義勇兵が各地で立ち上がりましたのテロップでエンディング。

 正直、当時の国の関係や民族の敵対みたいなのがよくわからないので、主人公が国をなくした悲しみ苦しみみたいなものが伝わらなかったり、主人公と恋人が最初から最後まで相思相愛ですが彼らの愛情などもダイジェスト的に描かれるだけでラブストーリーとしても感動できるものでなかったです。

 主人公が味方につけようといろんな国と同盟関係を作っていく逆境からしだいに逆転していく面白さなのもよくわからずでした。けれど大国みたいなところに主人公1人で行って話をするシーンでのハミングみたいな音楽は感動できました。

 そしてクライマックスも主人公たちが簡単に敵陣へ乗り込んで行ったらあっという間に敵の大将たちにたどり着いてしまって敵の大軍感なども伝わってこなかったです。それに主人公だけ弓矢を何本くらおうが死なないのとかちょっと笑ってしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/04/04 WOWOW

監督ジャン・ジェ 
出演シェー・ミャオ 
ナン・ション 
チャン・ハオセン 
チョウ・クイ 
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