映画【フィールド・オブ・ドリームス】感想(ネタバレ)

Field of Dreams
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●こんなお話

 ある日、お告げを聞いた主人公がそのお告げに導かれて野球場を作って関係者に話を聞いていく話。

●感想

 アイオワ州でトウモロコシ畑を営む主人公が夕暮れ時に「それを建てれば彼が来る」というお告げを耳にする。それきっかけでトウモロコシ畑を潰して野球場を作る。そしたら夜にシューレスジョーという賭博で追放された野球選手が現れる。その後も仲間の野球選手が現れて練習をする。

 今度は「彼の苦痛を癒せ」とこれまた絶妙にわからないお告げがあって、町の集会で本を燃やす燃やさないの討論があり、そこで主人公は60年代に活躍して今は消えてしまった作家を探し出して妻の反対もあるけど同じ夢を見てたことをきっかけに遠いシカゴへ行く。気難しい作家を説得してシカゴホワイトソックスの試合を見てたら電光掲示板にお告げを2人で見たことにより作家も協力してくれる。電光掲示板のメッセージで野球選手を探すけど、もう亡くなっていることを知るけれど。主人公が散歩に出たら晩年の野球選手に出会って話をする。

 もうお金がなくてトウモロコシ畑を差し押さえられそうになったので岐路についたら、ヒッチハイカーを拾ったらそれが亡くなっていた野球選手の若いころ。野球場はいろんな野球選手が集まって試合をしている。トウモロコシ畑を売却するように説得しに来た義兄との口論きっかけで娘が意識不明になるけど、ルーキーとして参加していた野球選手が球場から出たら晩年の医者の姿になり娘を治療してトウモロコシ畑に帰っていく。みんな野球を見に来ると希望が出てきて、さらにお告げはシューレスジョーがしていたことがわかり、さらに自分の野球選手時代の若き父親と再会して親子水入らずで会話をしてキャッチボールをして終わる。

 何といっても奥さんと子どもの理解力が素晴らしく、夫の行動言動に反対したりしつつも背中を押してお金がなくても最終的には何とかなる論で物語が終わらないようにしてくれるのが素晴らしいです。その結果、最終的に感動の親子のキャッチボールができていたと思います。

 そしていい感じにわからないお告げがちょいちょい現れて、それの真相を求めて過去の記事とか関係者にあたってダメかと思ったら結果正解だったというのが広がっていって関係者たちが最終的に集まってくるのを丁寧に描いていくいいアメリカ映画を見ている感じで幸福度が高い1本だと思います。

☆☆☆☆

鑑賞日:2022/08/07 Amazonプライム・ビデオ

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