●こんなお話
地球に取り残された宇宙人と宇宙人をかくまって交流する少年たちの話。
●感想
冒頭、台詞がなく地球を探索するエイリアンと彼らの存在を知っているかのような行動をとる人間たちが描かれて、主人公の少年が物置でエイリアンを発見して誰も信じてもらえず、マーブルチョコでおびき寄せて、宇宙人をかくまうことに。お兄ちゃんと妹の協力をとりつつ。
少年と宇宙人の体調がリンクしているらしく、宇宙人が家でアルコールを摂取すると学校でカエルの解剖していると酔っぱらった主人公がカエルを逃がして大騒ぎに。
なぜ、少年と宇宙人の体調がリンクしているのかとか説明がなかったり、宇宙人を探す謎の大人たちの説明も一切なくて、登場人物は必要最低限で描くのは主人公と宇宙人の友情の一点突破で、それが感動的に描かれていたと思います。無駄を省いて、面白い映画が見られました。
宇宙人が宇宙に電話するためにお手製の無線みたいなのを作って、ハロウィンの仮装に紛れて外に出て宇宙船と交信する。眠ってしまった主人公が起きると宇宙人の姿がない。宇宙人は体調が弱っていて、主人公も弱っている。そして少年は助かるけど、宇宙人は……。
ここからクライマックスのチャリンコの追いかけっこ。最初は信じてなかった主人公の友人たちも一緒になって大人たちから逃げる。ここの疾走感ったらないです。
ジョン・ウィリアムズ御大も盛り上がること間違いなくて、特に通信するために森をチャリンコで走るシーンなんかは最高にテンションあがる映画でした。
☆☆☆☆
鑑賞日: 2014/12/31 Hulu
リンク
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
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脚本 | メリッサ・マシソン |
出演 | ディー・ウォーレス |
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ヘンリー・トーマス | |
ピーター・コヨーテ | |
ロバート・マクノートン | |
ドリュー・バリモア |