映画【DUNE/デューン 砂の惑星】感想

DuneSF
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●こんなお話

 めちゃ未来で皇帝の命令で砂の惑星に引っ越した一族が敵対する一族に攻撃されて王子とお母さんが逃走する話。

●感想

 ハリウッド超大作なのに監督の作家性が強くてアート映画として仕上がってるのが、さすがの ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品でした。世界中の大物俳優たちが出ているのが見ものでした。

 SF映画のギミックの面白さがあって、羽が高速で動いて飛ぶ飛行機とか歯を噛んで毒ガスを発生させるとか細かい設定の部分で楽しめました。主人公のお母さんがメイン出てきて、手話をいきなり使ったり人間を操れる超能力を使ったり近接戦闘もめちゃくちゃ強いとか説明がないままいきなりの強さを発揮するのとか面白かったです。

 ただ ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品らしい1つ1つのシーンがじっくりと描いていくので話は単純なもので主人公一族の引っ越しと引っ越し先での生活と襲撃があっての逃避行というだけなのに眠気をさそうシーンの連続でした。

 SF映画らしい知らない固有名詞が連発なので地名や人名や道具などを覚えるのも大変なのは仕方ないとは思いますが、それを丁寧にというか鈍重に描いていて、しかもこの作品単独ではわかっていないことが多すぎて戸惑う作りでした。世界を支配する皇帝って出てきたっけ? とか。そもそも主人公一族が狙われてどうして逃げているんだっけ? とかも説明がないままで、主人公自身の身の回りでハプニングが起こってそれのリアクションというものなので、続編を見ないとわからない作りでした。

 アクションシーンも主人公の居住地が襲撃されるところから始まりますが、ナイフや剣で戦うとかも1万年後の未来でそれかという文明でしたし、そもそも単純にアクション映画としては迫力はあまり感じられない熱量が低いアクションで盛り上がりに欠けました。

 1つ1つのシーンが長くて5000メートル上空へ逃げろ! というだけで何分使うんだろう? とか。主人公の予知夢を何回見るんだろう? スローで女の子が逆光でこちらを見る。というのを何回見せられるんだろう? と退屈でした。

 この映画単体としては盛り上がりが主人公たちが襲撃されてピンチになるアクションだと思いますが、それが終わってから主人公と母親の逃避行が長いことローテンションで描かれて、先住民たちと出会って決闘してとかの流れも話の構成としてギクシャクな印象でした。

 とはいえ大物俳優たちが画面に出てるだけで華やかですし、カタキ役の親分が毒ガス攻撃を逃れて天井にくっついてたけどあれなんだったろうと笑える防御方法が印象に残る映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/11/24 シネマサンシャイン平和島

監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ 
脚本エリック・ロス 
ジョン・スペイツ 
ドゥニ・ヴィルヌーヴ 
原作フランク・ハーバート 
出演ティモシー・シャラメ 
レベッカ・ファーガソン 
オスカー・アイザック 
ジョシュ・ブローリン 
ゼンデイヤ 
ジェイソン・モモア 
ハビエル・バルデム 
ステラン・スカルスガルド 
シャーロット・ランプリング 
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