映画【サイクロンZ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 熱血弁護士が麻薬組織と戦う話。

●感想

 ラブストーリーとして見ていて恥ずかしいくらいの仕上がりで、ジャッキーが好きになった女性にグイグイと攻める姿勢は見習うものがありましたが。いかんせん法廷で告白するなんて弁護士失格だと思いました。

 環境破壊の工場との戦いの話がラスト30分で一気にシフトしていきますが。それまでは、恥ずかしいトレンディドラマであり。ジャッキー、サモハン、ユンピョウの喧嘩を延々と見るというものでした。3人のバトルロワイヤルは面白いですが。いかんせん話が退屈でした。

 しかし、アクションシーンの出来は秀逸で。痛々しいアクションの連続で、怪我の心配をしてしまいそうでした。クライマックスでは、ベニー・ユキーデとの死闘は最高でした。この格闘シーンの素晴らしさはジャッキー映画の中でも特に素晴らしいものだったと思います。
 カタキ役のガラス割りながらのやられっぷり。細い足場に側宙を決めるユン・ピョウ。眉毛のないベニー・ユキーデ。そして、青ざめたサモハン。クライマックスのアクションのみ全てがつまった映画だと思いました。

 そして、弁護士なのに何故強い? という疑問が浮かびますが。なぜならジャッキーなのだからという答えが見つかる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2011/09/25 DVD

監督サモ・ハン・キンポー 
脚本シートゥ・チャホン 
出演ジャッキー・チェン 
サモ・ハン・キンポー 
ユン・ピョウ 
ディニー・イップ 
クリスタル・コオ 
ユン・ワー 
ベニー・ユキーデ 
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