映画【映画ドラえもん のび太の南海大冒険】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 のび太くんが宝島を目指して冒険したいってんで、いつものメンツで船で旅に出るけど。案の定、ハプニングの連続が起こりはじめる話。

●感想

 宝島を目指して冒険をするドラえもんたち。最初は未来の道具でお遊びで冒険してるけど、なんだか17世紀の海賊たちが現れて、様子がおかしいぞ。と。
 海賊と出会って、ドラえもんの四次元ポケットも使えなくなり、障害を突破していく。のび太くんだけ無人島に流されて、そこで巨大な食虫植物みたいなのに襲われたりして冒険っぷりが楽しいです。ドラえもんたちものび太くんを探して、これまた無人島でいろんなハプニングに襲われる。

 海賊たちと宝島を目指しつつのび太くんを探す中盤まではとても面白く見ることができました。ところが、その無人島にいるはずのない人たちが現れて、その人たちとの戦いになってからは途端に退屈になりました。いつものタイムパトロールで締めというのも。しかもリバイアサンほったらかしだし。敵ももう少し頑張ればドラえもんたちやっつけられるように思えました。
 時間犯罪者たちはどうして未来の武器を使わないのかな? という謎だけが残ったまま終わりました。ジャイアンがのび太を救おうと頑張ったり、淡い恋があったり良い役どころでした。

 ドラえもんが海賊の戦いに巻き込まれたときに樽と一緒に敵の海賊船にぶつかって大爆発を起こしてるのに、みんな「やったー!」と喜んでたり。四次元ポケットがなくなって、マジックペンで四次元ポケットを自分で書いてるドラえもんが悲しい映画でした。 

☆☆☆

鑑賞日:2014/05/13 DVD

監督芝山努 
脚本岸間信明 
原作藤子・F・不二雄 
出演(声)大山のぶ代 
小原乃梨子 
マッハ文朱 
江守徹 
早見優 
上條恒彦 
たてかべ和也 
肝付兼太 
野村道子 
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