映画【ダイ・ハード】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ビルを占拠したテロリストと巻き込まれたマクレーン刑事の話。

●感想

 奥さんが別姓で働いていることにムッとして喧嘩するオープニングに始まり、開始17分でテロリスト達がビルを占拠するアクションシーンでスタートするテンポのよさとキャラクターの掘り下げ方が最高です。
 主人公やテロリストが魅力的なの上にリムジンの運転手やたまたま近くにいた制服警官のアルとの友情。アルが昔、ある事件で心に傷を負っているのが最後の最後でそれを乗り越る感動的なエピソードがあったりと。登場人物全員がちゃんと描かれているのが素晴らしいです。説明的でなく流れの中で、登場人物の人生に入り込めてしまうのがさすがでした。

 高層ビルに閉じ込められ、圧倒的不利な状況でぼやきながら。マガジンの弾の数を確認したり、腕にテロリストの数を数えつつ戦う主人公の姿もカッコいいです。

 主人公は肉体派でぐいぐい押してくるのに対して、テロリスト側は知的なのもいい対称になっていたのも面白い要因だと思いました。

 何回見ても飽きさせない素晴らしいアクション映画だと思いました。

☆☆☆☆☆

鑑賞日:2011/12/28 Blu-ray

監督ジョン・マクティアナン 
脚本ジェブ・スチュアート 
スティーヴン・E・デ・スーザ 
原作ロデリック・ソープ 
出演ブルース・ウィリス 
ボニー・ベデリア 
ポール・グリーソン 
ウィリアム・アザートン 
ハート・ボックナー 
ジェームズ・シゲタ
アラン・リックマン 
アレクサンダー・ゴドノフ 
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