映画【デンデラ】感想

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●こんなお話

 山に捨てられた老婆たちが熊と戦う話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 70歳になると村から口減らしとして雪山に捨てられる習慣がある村で、捨てられたお婆ちゃんたちが実は生きていてコミュニティを作っていて。自分達を捨てた村に復讐するということが説明される前半はとても面白く見ることができました。

 しかし中盤から人食い熊との戦いになるあたりから、この映画は何が見せたいのかがわかりずらくなってしまったと思います。それは、映像的にもどうしても熊の表現が無理をしているように思えてしまうのも物語に入り込みずらくなっている要因もありました。

 そもそもこのデンデラという村は、70歳以上の女の人しかいませんが。出てくる家とかはものすごい屋根の高い家で、どうやって建設したのかと。まして、熊と戦うのにものすごい仕掛けを作って戦ったりしてるのを見ると「50人集まったから村に復讐じゃあ!」と言ってましたが。あんな仕掛けを作れるなら50人集める前に村襲えよと思ってしまいます。

 何より驚いたのは物語のオチのつけ方で、うやむやのまま画面が暗転してしまうことでした。少なくとも決着をつけて、どうなったのかを見せてほしかったです。対立の構図がデンデラと熊だけになってしまっているの問題で。デンデラと熊と自分達を捨てた村。という構造で最初から引っ張ってもらわないと見ていて退屈をおぼえてしまった原因だと思いました。

 日本の名女優たちの寒いであろう撮影時の心配をしてしまう映画でした。

☆☆

鑑賞日:2012/02/17 DVD

監督天願大介 
脚本天願大介 
原作佐藤友哉 
出演浅丘ルリ子 
倍賞美津子 
山本陽子 
草笛光子 
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