映画【狼の死刑宣告】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 家族を殺されたお父さんが不良軍団にリベンジするけど、リベンジの応酬になる話。

●感想

 幸せな家族があって、子どもも夢に向かって羽ばたこうとしている時にギャングの度胸試しのために息子が殺されてしまうという悲劇。そこから裁判で極刑にできないことをしった主人公は自警団としてギャングと対峙することになって。と、話の展開がスピーディーで一気に引き込まれました。

 息子を殺されて、主人公が復讐をして戦争状態に突入して泥沼に陥る展開。そこで起こるアクションシーンも迫力あるものでよかったです。特に中盤の追いかけっこの駐車場での長回しとかは、どうやって撮影しているのか気になるものでよかったです。クライマックスの銃撃戦に向かう前の主人公が髪の毛を丸坊主にするというのも熱いシーンで、主人公が髪の毛を刈るシーンがある映画にハズレはないというのを実践していると思いました。

 ただ、主人公が明らかにギャングを無罪にしたのに警察は何も言わず。更に主人公がギャングに狙われてるとなって、警備をつけますが、案の定、殺されてしまって主人公とその家族がピンチに陥りますが。それに関して何の謝罪もなく、むしろ主人公を説教してしまうという。お前がしっかりしろよ、と思ってしまいます。その後も、主人公を簡単に病院から逃がしてしまったりと突っ込みどころも感じてしまいました。

 駐車場でのワンカットでの追いかけっことか工夫あるシーンがあって楽しい映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2010/04/08 DVD

監督ジェームズ・ワン 
脚本イアン・マッケンジー・ジェファーズ 
原作ブライアン・ガーフィールド 
出演ケビン・ベーコン 
ギャレット・ヘドランド 
ケリー・プレストン 
アイシャ・タイラー 
スチュアート・ラファティ 
ジョーダン・ギャレット 
マット・オリアリー 
エディ・ガテギ 
ヘクター・アトレイユ・ルイス 
カニン・ハウエル 
デニス・キーファー 
リー・ワネル 
リッチ・セラウロ 
エリザベス・キーナー 
ヨーゴ・コンスタンティン 
フアン=カルロス・ガスマン 
ジュディス・ロバーツ 
ジョン・グッドマン 
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