映画【デッドプール&ウルヴァリン】感想(ネタバレ)

Deadpool & Wolverine (2024)
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●こんなお話

 デッドプールの世界が壊れちゃうってんでウルヴァリンの協力を得て世界を救おうとする話。

●感想

 主人公のデッドプールがウルヴァリンの死体を探しているところにタイムパトロールがやってきて戦いになるオープニング。時間が戻って主人公がアベンジャーズの面接を受けたり、デッドプールを辞めてセールスマンとして暮らしている日常があるけど、タイムパトロールがやってきて捕まる。

 そこでタイムパトロールの偉い人から主人公の世のキーパーとなるウルヴァリンが死んだのでいずれこの世界が消滅すると言うことを知って、主人公はいろんな世界のウルヴァリンに会いに行くけど上手く行かず、酒浸りのウルヴァリンを無理やり連れてくるけど、タイムパトロールの偉い人から虚無の世界というところに飛ばされる。

 虚無の世界ではカサンドラという人物が支配していて、ヒーロー映画から見放されたキャラクターたちが勝負を挑んでは殺されているらしい。主人公たちがカサンドラの前に引き渡されるけど、移動のマシンで何とか逃走。その後、忘れ去られたヒーローたちが登場して、逃げてこれたから倒せる、みたいな理論で殴り込んでみんなで戦う。

 カサンドラの頭にヘルメットをかぶせると超能力を封じ込められるらしいけど、彼女を殺すと元の世界に救えないことがわかってウルヴァリンが解放してカサンドラが元の世界に戻してくれる。

 元の世界に戻るけど、カサンドラもやってきてタイムパトロールの偉い人の持ってる機械を発動して世界を滅ぼそうとするので主人公たちが阻止しようとする。その前にいろんな世界のデッドプールが現れて戦いになりつつ、マシンを止めると死ぬぞとなって主人公たちのサクリファイスで世界が救われたと思いきや、主人公たち実は生きてましたで主人公の世界は救われておしまい。

 デッドプールらしいふさげた世界観としっかりしたアクションシーンがあって楽しかったです。ですが、いろんな映画のキャラクターが満を持して登場、みたいな展開とかいろんな映画とかをいじったりするのとかが面白いかと考えれば楽しめたわけではなく、マルチバースを終わらせるみたいな展開が好みでしたが。ギャグとしてはあまり笑えるものではないので笑えないギャグをずっと見ているので体感時間は長く感じました。

 そもそも他のシリーズを見ていないと楽しめない作りが当たり前なのも映画単体としてはどうなんだろう? と考え込んでしまう1作でした。世界に大事な人がいてその人がいないと崩壊する、みたいな仕組みとか全く知らなかったので、最初からポカンとしてしまう設定でファンなら知っている設定ありきなのかなというツカミでした。

☆☆☆

鑑賞日:2024/07/28 イオンシネマ座間

監督ショーン・レヴィ 
脚本ライアン・レイノルズ 
レット・リース 
ポール・ワーニック 
ゼブ・ウェルズ 
ショーン・レヴィ 
出演ライアン・レイノルズ 
ヒュー・ジャックマン 
エマ・コリン 
モリーナ・バッカリン 
ロブ・ディレイニー 
レスリー・アガムズ 
カラン・ソーニ 
マシュー・マクファディン 

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