映画【デッドボール】感想(ネタバレ)

deadball
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●こんなお話

 ルール無用の甲子園の話。

●感想

 何でもアリの展開は、むちゃくちゃなものでそれを狙ってやっているのでその世界を楽しむ映画でした。いきなり殺し合いが始まって、しかもむちゃくちゃな展開になるのが笑えました。

 ところが、100分しかないのに肝心の野球が始まるまでが45分あたりと真ん中までこないとなかなか始まる感じを受けませんでした。始まったら始まったで、あっという間に死人が続出なのでテンポがチグハグな印象を受けました。そのわりに、あっさりと進むので肩すかしです。

 勢いで見せてくれればいいのに、ただ主人公が歩くだけだったり敵チームの登場シーンだったりアナウンサーが長々喋ったりと無駄な部分が多くて退屈でした。特に敵の秘密兵器が出てくるクライマックスからは更に失速してしまったと思います。

 男の子役の星野真理さんはまさに少年にしか見えず素晴らしいお芝居をしていて良かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2012/02/22 DVD

監督山口雄大 
出演坂口拓 
星野真里 
ミッキー・カーチス 
山寺宏一 
田山涼成 
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