映画【騙し絵の牙】感想(ネタバレ)

damashienokiba
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●こんなお話

 出版社の社長が急死して権力争いが起こって、社員や作家が振り回される話。

●感想

 冒頭、老人が犬の散歩をしているけど息苦しそうにしている。カットバックで主人公が小説にペン入れをしている。そしてリードを引きづった犬だけが見つかって…。そして社長の死とその周りの跡目争いが勃発しているという説明があり。というツカミからテンポのいい音楽とともに盛り上がるものでよかったです。

 そこから大泉洋さん演じる編集長がやってきて何とか雑誌存続のために面白いことをやっていこうと次から次にアイデアを出して実践していく。ここらへんの主人公たちの協力者を作っていくというのを主人公の話術で籠絡していくのとかも面白く見ることができました。大御所作家を漫画原作として取り込み、主人公が目をつけていた新人作家を探して、人気モデルが実は文筆業の才能をあるのを見ぬいてスカウトする。また出版社を大きく稼いだ伝説の作家を主人公が探し出して、あと一歩のところまで近づいたり。 

 順調に行っている主人公側だったけど、人気モデルがストーカーに襲われて正当防衛でお手製の拳銃を発砲して逮捕されてしまったりするけど。強引な手法で何とか乗り越えるけど。新人作家を引き抜かれたりして…。

 出版社の跡目争いというやくざ映画のフォーマットの権力争いの親分たちと子分たちが実働部隊として動き回るというのが面白かったです。それでいて出版業界のお仕事ムービーとしても興味深く見ることができました。

 新人作家が引き抜かれての記者会見でいろいろ暴露して、大泉洋さんの手のひらのうえでしたとなってから、社長の敵対する幹部が失脚して社長のプロジェクトを推進するけれど、アメリカにいっていた前社長の子どもが戻ってきて社長のプロジェクトをやめて自分のプロジェクトを推進させるうんぬんというのも社員たちの話ではなく親分たちの話になったりして騙したったというカタルシスみたいなものはなかったです。

 それにすべて大泉洋さんの思惑通りだと思っていたのが実は…という流れも気持ちよさとかもなっく。むしろ、いくら伝説の作家の新作とはいえ3万5千円というのは、なかなかのリスキーな商売なのではなかろうかと考えてしまう映画でした。

 とはいえ次から次に展開していくので退屈せずに見ることができました。

☆☆☆

鑑賞日:2021/12/02 NETFLIX

監督吉田大八 
脚本楠野一郎 
吉田大八 
原作塩田武士 
出演大泉洋 
松岡茉優 
宮沢氷魚 
池田エライザ 
斎藤工 
中村倫也 
佐野史郎 
リリー・フランキー 
塚本晋也 
國村隼 
木村佳乃 
小林聡美 
佐藤浩市 

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