映画【殺人の告白】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 連続殺人犯を追いかける刑事だけどあと一歩のところで取り逃がしてしまい事件は時効を迎える。その後、犯人を名乗る男が連続殺人の告白本を出してこれまたイケメンさんで話題となりベストセラーになる。刑事や被害者遺族から狙われたり、告白本が一部真相と違うぞと怪しんだりして……な話。

●感想

 主人公の刑事が食堂でご飯食べてるといきなり窓ガラスを突き破って連続殺人犯との格闘と雨の中の屋上とかでのチェイスシーン。泥臭いアクションシーンで迫力の冒頭で一気に掴まれました。
 あと一歩で取り逃がして時効となってメインタイトル。

 犯人を名乗るイケメンさんが告白本を出して一躍時の人となってフィーバーする韓国社会。本の内容に納得しない刑事が著者に迫ったり、遺族たちが著者を誘拐しようとしたり。ここから冒頭のシリアスさがなくなり、毒蛇だったりボウガンだったりで一転してドタバタコメディになって、作品の方向が変わって戸惑いました。
 カーチェイスシーンも迫力はあるけど、ありえないスーパーヒーローもののようなカーチェイスで見てて楽しいけど。少しでもありえないわーと思ってしまうとテンション下がりそうでした。

 刑事と犯人と遺族たちの攻防があり更にはテレビの視聴者から意外な展開があり。そして刑事たちや遺族や著者の思惑が判明するクライマックス。ちょっと無茶苦茶でそこまでややこしい計画する必要あったのだろうか、今までの展開なんだったんだろう? と思ってしまいますが、韓国人の勢いと迫力で推し進める画面の迫力で面白かったです。
 そこでひと段落したのに、更にまたありえないカーチェイスがあるという。てんこ盛りすぎです。

 突っ込みどころ満載だけどアイデアの面白さ、エンタメとして十分楽しい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/05/30 Blu-ray

監督チョン・ビョンギル 
脚本チョン・ビョンギル 
出演パク・シフ 
チョン・ジェヨン 
チョ・ウンジ 
キム・ヨンエ 
チェ・ウォニョン 
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