映画【暴力金脈】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 総会屋とかの戦いの話。

●感想

 総会屋という職業が知れたのは面白く見れました。師匠に手ほどきを受けて、総会屋としての知識を増やし師匠が倒れた後、関西で田中邦衛と対決して勝利して、次に東京に進出して丹波哲郎と対決していくというバトル物としての構成も面白かったです。

 ところが、ラストに近づくに連れて若山富三郎の愛人との近親相姦という話に急に方向転換となり。その後、その愛人の末路を胸に株主総会で対決に挑む主人公でしたが。そこで妙に明るい音楽が流れて「茶番じゃ、茶番じゃ」というナレーションが入り終了という結末に唖然としました。

 ただある意味、形式的に進行していく株主総会ってのが知れたのはよかったんですが。いかんせん、呆然としたまま終わってしまいました。

☆☆☆

鑑賞日:2011/09/30 DVD

監督中島貞夫 
脚本野上龍雄 
笠原和夫 
出演松方弘樹 
梅宮辰夫 
池玲子 
小沢栄太郎 
田中邦衛 
大滝秀治 
絵沢萠子 
室田日出男 
森田めぐみ 
川谷拓三 
片桐竜次 
伊吹吾郎 
山城新伍 
若山富三郎 
丹波哲郎 
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