映画【コールド・スキン】感想

Cold Skin Netflix

●こんなお話

 孤島で観測員がクリーチャーに襲われて夜な夜な戦う話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログから

●感想

 南極海の孤島の灯台というロケ地がおそらく予算に対して全く安っぽくなく、雄大な自然と海の映像が迫力あってよかったです。

 主人公が無人の灯台に観測員として赴任するところから始まり、髭もじゃで世捨て人みたいな生活をしている灯台守がいる。夜になると謎のクリーチャーが襲ってきて灯台守と一緒に撃退する日々を送る。

 先輩灯台守が飼っているクリーチャーもいて、DVだったり飼っていたり愛憎入り乱れる関係で、この灯台守の心情が面白い作品でした。クリーチャーに憑りつかれていて、文明社会に戻らずにひたすら夜な夜なクリーチャーを殺害して過ごす。奥さんも昔いたらしく、愛に飢えている悲しく寂しい人間として魅力的でした。とはいえ、はた迷惑な人間でもありますが。

 SFものとして人間と一緒に過ごす飼われているクリーチャーとかがなぜ逃げずにとどまっているのかとかよくわからなかったり。単純にアクションものとして、灯台の上から撃ちまくって戦うという見せ方がイマイチ盛り上がれずにアクション映画としてはカタルシスが少なかったです。

 ただのクリーチャーと戦うアクションものを期待すると肩透かしですが、宮本武蔵の格言が出てきたりするなかなかの文学的な作品で新鮮でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/07/30 NETFLIX

監督ザヴィエ・ジャン 
原作アルベール・サンチェス・ピニョル
出演レイ・スティーヴンソン 
デヴィッド・オークス 
アウラ・ガリード 

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