映画【ケープ・フィアー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 めちゃ昔に弁護したレイプ犯があまりに極悪非道だってんで真面目に弁護士なかったら、レイプ犯が出所してリベンジしにやってくる話。 

●感想

 マッチョなロバート・デ・ニーロが怖くて、彼が冒頭から弁護士一家に付きまとってくるスタートからして怖いです。撮影や音楽もクラシカルなスリラーのオマージュいっぱいの作風も雰囲気いっぱいでよかったです。 

 ひたすらプレッシャーやストレスをかけ続けられる主人公が何とか警察や法律に頼ろうとするけど、全く役に立たずにむしろ自分が加害者として扱われるという酷いことになっていって、法律を破って何とかしようとするけどそれすらも突破してくるデ・ニーロという。クライマックスで主人公に拳銃をむけながら、どうして自分を弁護しなかったのかと訴えるシーンの流れるような台詞とかは惹きこまれるお芝居で最高でした。 

 最後の対決とかは嵐でゴチャゴチャして、マッチョなカタキ役にどうやって喧嘩とかしたことない弁護士が殴り合いで勝ったのかとかよくわからないまま、結局解決というのとかはイマイチな感じでしたが、スリラー映画として楽しい120分でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2019/02/24 NHKBSプレミアム

監督マーティン・スコセッシ 
脚本ウェズリー・ストリック 
原作ジョン・D・マクドナルド 
出演ロバート・デ・ニーロ 
ニック・ノルティ 
ジェシカ・ラング 
ジュリエット・ルイス 
ジョー・ドン・ベイカー 
ロバート・ミッチャム 
グレゴリー・ペック 

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