映画【ブラッド・ファーザー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 仮釈放中でアル中のお父さんのもとに疾走していた娘さんが戻ってきたと思ったら、麻薬カルテルに狙われてるってんでブラッド・ファーザーになっていく話。 

●感想

 なんといっても主演のメル・ギブソンのプライベードを地でいくような落ちぶれた役がハマり役でキャラクターに役者の人生がそのまんまのっかっているかのようなキャラクターが最高で、そのキャラクターを愛でる1本でした。話自体は狙われた娘を守るために立ち上がるお父さんという数多く作られた作品の1つでジャンル映画としての面白さを担保しつつメルギブ力で持っていきました。90分という短さも好感のもてる作品でした。 

 麻薬カルテルや警察からの逃避行をしつつ昔のネットワークを駆使つつ娘の彼氏の正体に近づいていってリベンジをしようとする設定も楽しく見ることができました。バイク姿のメル・ギブソンもかっこよかったです。 

 ただクライマックスで囚われた娘を救うために敵が待ち構えているところに乗り込んでバイクに爆弾を仕掛けて…という流れは作戦として行き当たりばったりだったり、殺し屋との対決も結構アッサリだったりでアクション映画としては盛り上がりに欠けるクライマックスでした。 

 とはいえ、渋いメル・ギブソンが見られて満足な1本でした。 

☆☆☆☆

鑑賞日: 2017/11/04 Blu-ray

監督ジャン=フランソワ・リシェ 
脚本ピーター・クレイグ 
アンドレア・バーロフ 
原作ピーター・クレイグ 
出演メル・ギブソン 
エリン・モリアーティ 
ディエゴ・ルナ 
ウィリアム・H・メイシー 

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