映画【毒戦 BELIEVER】感想(ネタバレ)

believer
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●こんなお話

 謎の大物犯罪者を追いかける麻薬取締官の話。

●感想

 誰も顔も身分も知らない大物犯罪者を追いかけるために頑張ってるけど、逆に仲間が殺されたりしてなかなか捜査が進まない中、犯罪組織の若者が協力することになり、2人で潜入していくことになる。

 この時の、身分を偽って麻薬の交渉をするというところが結構なハイライトでめちゃくちゃ怖い相手に対してバレちゃうのかどうなのかのハラハラドキドキが香港版のオリジナル同様楽しかったです。自分に麻薬を吸ってぶっ倒れるところはオリジナル版のほうが印象に残りました。聾唖の2人組のぶっ飛び具合もオリジナルのほうがすごかったと思います。

 ただ主人公の捜査官と協力することになる犯罪組織の末端の若者が犬を殺されかけたことをきっかけに捜査に協力をする動機になるというのが早すぎて、出会ってすぐに潜入捜査が始まる印象で戸惑う構成でした。それでもテンポがよかったので、スピード重視で飽きさせない効果があったと思います。

 大物犯罪者の正体が最後に明らかになりますが、結構無茶苦茶な結末で一応の説明がありますが、あまり納得はできない風呂敷の畳方でした。

 麻薬ディーラーたちのぶっ飛び具合と犯罪組織のトップは誰なのか? というミステリーで引っ張ってくれる120分でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/05/17 DVD

監督イ・ヘヨン 
脚本イ・ヘヨン 
チョン・ソギョン 
出演チョ・ジヌン 
リュ・ジュンヨル 
キム・ジュヒョク 
チャ・スンウォン 
パク・ヘジュン 
キム・ソンリョン 
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