映画【バンコック・デンジャラス】感想(ネタバレ)

BANGKOK-DANGEROUS
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●こんなお話

 凄腕の殺し屋がタイで最後の仕事をしようとするけど、弟子を取ったり恋をしたりする話。

●感想

 「俺は根無し草」と主人公のモノローグで殺し屋としての生活をしていて、もう引退とタイで4つの仕事をするということでバンコクへ。

 そこでスリの若者を通訳兼運び屋として雇って仕事をしていく。けど自ら課したルールを破って運び屋を弟子として殺しの訓練をしていく。合間に3つの殺しの仕事をしていったり。傷の治療で薬局に行ったら女性がいて一目ぼれしてデートに誘って交流していい感じになったり。

 けどデート中に襲われて刺客を殺害したのを見られて女性は立ち去る。彼女の家のまえで見上げたりするけど拒絶される。弟子に対しても冷たくなって今までのルールを守る主人公に戻っちゃう。

 けど4人目のターゲットが高潔な政治家でということで仕事を辞める。そしたら暗黒街から狙われて、弟子が拷問されて主人公の家を白状してしまって家に刺客が来たりして、主人公は弟子を助けるために頑張って敵のアジトに乗り込むという。

 アクションものとしてアクションシーンの見せ方とかはこれといった新鮮さ特徴さもなく、タイで4つある殺しの依頼のどれもが面白さが感じられないのが痛いです。車をマシンガンで銃撃したり、プールで溺れさせたりというのとか、水上ボートで追いかけっことかガチャガチャした映像と編集で何が起こっているのかわかりにくかったり。肝心の弟子を人質に取られての救出アクションもジョン・ウーアクションの劣化版のようなもので盛り上がらなかったです。

 女性と恋に落ちるのも女性も女性でなぜ主人公と食事に行って実家で親に紹介してというそこまでの流れが高速で事務的な恋愛描写でした。弟子を取ってトレーニング、という描写もダイジェスト的な印象です。

 ちょっと全体的にニコラス・ケイジが普通にタイで観光しているかのような作品でした。

☆☆☆

鑑賞日:2023/04/17 Amazonプライム・ビデオ

監督オキサイド・パン 
ダニー・パン 
出演ニコラス・ケイジ 
チャーリー・ヤン 
シャクリット・ヤムナーム 
ペンワード・ハーマニー 
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